LEDアートボード 追加LED自作

LEDアートボードを購入したのは、2016年11月初旬。
そのころから、やろうやろうとおもいつつ、追加LEDの絶縁処理が思った通りにならない結果になり、保留していました。

前置きを飛ばして制作工程は→こちらから


LEDアードボードのMサイズです。
この製品、なかなかいいですが、難点が、LEDの球数がすくない(泣)
本体に含まれる内容物は、紐掛け用の金具・自立のためのシャフト(1本だけで固定)・ボード・ACアダプタ・コントローラ・LED球(赤10球・緑10球・黄10球・青10球・・白10球)は合計50球です。
別売オプションのLED球が、各色10球で500円前後で売っていました(汗)
高っ!


(ジャンプ着地点)

その頃、じゃ、自分で作っちゃう?
付属のLEDの特性がわからないけど、黄色LED球と、熱収縮チューブをアマゾンで購入しました。
LEDは黄色発光です。

これを買いました。 1,780円
ケンコバハンズ 砲弾型 led ライト 5mm 100個 20000 mcd 砲弾型ledライト (黄200個)ブランド: 二宮電工

(追記:今はこれは品切れ?、同等品ならいいかも)2.8-3.2V。電流:20mA 以内ならいいんじゃないかな?って思ってる。
それなら、他にも色々ありそうです。
超高輝度になると電流値が多くなるから良くないかもね。

熱収縮チューブは短い切れ端の詰め合わせで、太さと色が色々でしたた、今回必要なのは一番細いのだけだけど、後々使えるかなっておもって端切れ詰め合わせにしました。
これを買いました。 1,299円
SummitLink 520個 熱収縮チューブ 5色 10サイズ チュービング ラップ スリーブ セット コンボ

最初は、LEDのリード(足)のアノード側に熱収縮チューブ(絶縁チューブとて)を被せて加熱して縮めて、足の長さを適切な長さに斜め切り(刺しやすいように)で終わるはずでした。
ところが、購入したLEDのリードから抜けるのです(最大に縮んでるんだけど、あともうちょっと縮まれば、固定できるんだけど、これ以上の細い熱チューブは製品的は特殊なのか、かなり高額だし電子パーツ屋さんでしか買えない。
これも多分、内径1mm→縮んで0.5mmというところか?
材料費が高くなっては自分で作る意味がない!
それから、諦めてしばらく放置していましたが、昨年末に、半田を盛り付けにして、その膨らみで固定できると考えた(実はもう一つの案もあったけど)。まずは、ハンダ盛りをやってみたけど、盛が少なかったのかな?12球ほど試作して2球だけが、チューブが抜けなかったが残りの10球は抜けた。
実質、失敗策で、それからやる気がなくなり、合計1年以上放置でしました。
ちなみに、もう一つの策とは、先に熱収縮チューブを最大限まで収縮させて(それでもリードを通るので)、必要長さに切っておきます。そしてアノード側のリードの根本に瞬間接着剤を垂らして、予め用意しておいたチューブを被せて、接着剤で固定する方法。
だけどもう失意してしまって・・・
そして1年以上放置でしたが、やっとやる気になりました(笑)
瞬間接着剤による方法です。

チューブの色は、黄色でなく、あえて黒色にしました。
理由は、すぐに純正品と自作の区別がつくようにするためです。(他の色も作るならチューブの色分けしたほうがいいかも)純正品では発光色に合わせた色チューブ(熱収縮チューブ)が用いられていましたから、黒はなかったので純正品に無い色にしようと思いました。
(他の色も作るならチューブで色分けしたほうがいいと思うけど)
※前回、失作した12個のLEDはハンダの盛り付けによる方法だったけど表目がデコボコしてよろしくない。
(この12球も使うことにしました)

チューブが抜けたハンダ盛りのLEDのリード部分です。

黒いチューブだけ選別しました。

切れ端の熱収縮チューブは、長さが6cm程度です。

ピンセットで、端をつまんでおいて、ヒートガン(ドライヤーの強化版みたいな高温熱風が出る道具です)で最大限まで縮めました。
なければ、時間が少しかかりますがドライヤーでやってもできます(ライターで炙っても縮まるけどおすすめではないです)。

以下の5色(6ありますが、黒色チューブは試作1号のLED黄色です)は、純正品(付属のLED)ですが、青色LEDだけ、理由はわからないけど絶縁チューブが短かかった(笑)。それに気が付かなかったので、1本を参考に取り出したのが、偶然に青色LEDだったわけで、これチューブの長さが8mmだった。だから、最初は8mmで作ってしまった。他の色は9mmでした。この意味はあるのか?ないのか?単にメードインチャイナだから、こうなったのか?8mmでも支障はないけど、やはり9mmにした方がいい?。そしてその青色LEDが行方不明(紛失)になったので青色が1球少なくなりました(´;ω;`)ウッ…

縮んだチューブをホワイトマーカーで9mmずつに印を付けて、

はさみで切りました。
このままでは、マーカーの白が目立つのでアルコールで拭き取りました。
ティッシュに無水エタノールを沁み込ませてせて、ティシュにくるんで、ぐりぐりしました。

※後から気が付いたのですが熱収縮チューブを熱で収縮する前に、9mmの長さで切っておいて、裁縫で使う縫い針(縮んでも抜けるチューブが抜ける細さの針、まち針などでも)をバイスで挟んで、針先から切ったチューブを通して、ヒートガンで縮めたほうが、チューブが曲がったりしないで、扱いやすかった!

LEDのアノード側のリードに、縮んだチューブを途中まで通してお来ます。
※LEDは極性があるので、間違えないように。
アノードとかわからないという方は、LEDは透明タイプなので
純正品を透かしてみて発光部の内部構造と絶縁チューブのついてる側をみて、制作するLEDを同じようにすればOK。

小型バイスをビニールテープ(OPPテープやセロテープでも)を挟み縁に貼って(傷防止)、挟み幅をLEDの発光部が軽く押し込んではいる程度の幅にしておきLEDを押し込んで挟み、それを6~7個並べて、アノード側のリードの根本にチューブを移動して瞬間接着剤を付けて小型バイスから引き抜く感じで外しました。

外したあと、瞬間接着剤とはいえ、すぐに硬化してないものもあり、LED同士がくっついてしまわないように、発泡スチロールに刺しておきました。

数時間、放置しておいたら硬化してましたので、1球ずつ抜き取って、チューブがずれないことを確認していきました。

その後、純正品と同じくらいの長さに切ります。
リード(アノードとカソード)を切り口がリードに対して直角ではなく斜めに切り落としました。
切りそろえたら電光ボードに、挿し込んで点灯を確認しました。

差し込み角度が悪いと、点灯しなかったりします(-_-;)
左上の50球(青色が紛失で49球)は、付属していた純正品のLEDです。
それ以外のLEDは、自作LEDです。
1個刺し込み不良で不点灯だけど、純正品49個+自作138個
(1個消えてるから137個)で186個は点灯できそうです。

点滅速度や明るさの調整機能、入り切りのスイッチのついたコントローラがあります。
小さなドライバーで回すことができます(付属していない)。

消灯したらこんな感じです。

最後にすべてボードから引き抜いて終わりました。

ちなみに、今回は黄色だけが大量に必要だったので、黄色だけ自作しました。
※純正品のスペックがわからないので、このLEDが同等品か
どうかはわからないです。
Mサイズで最大使用個数は300個となっていますが、半分程度にしたほうがいいかも?
自作のLEDを使用することは自己責任です。