手持屈折率式糖度計の使い方
当時は、2,580円だった(汗)
どれも基本的には使い方は同じだと思います。
この手の糖度計は安いからいいですよね。
説明書が英語だったりしてわからないです(汗)
初めて使う人は戸惑うとおもいます。
私も戸惑った(笑)
原理:
水にショ糖(果物にある糖分かな?)を溶かした溶液は
光の屈折率が水よりも大きくなるという原理を利用しているようです。
プリズムの上に、ショ糖の溶液(果汁など)をつけることによって
屈折するその屈折率をファインダー(接眼部)から覗いて見るのだと思います。
1:
ピント調節をします。
1)プリズムを明るい方にかざします。
2)接眼部を覗いて、ピント調節リングを回りて、中にみえる目盛りに
ピントを合わせます。
2:
校正をします。
1)採光板を、持ち上げて、真水(できれば蒸留水だけど)をプリズムの上に
一滴くらい垂らします。
2)次に、採光版をおろしてプリズムの上に重ねます。
水滴は、採光板によって押し流されプリズム上に平たく伸びます。
※プリズムの全面に行き渡っていること。
3)プリズムを明るい方にかざします。
それから、接眼部を覗きながら
4)0調節ネジのキャップを外して、ネジを回しながら、目盛りが
0になるように、ネジを回して調整します。
これで、計測の準備ができました。
まー、厳密にでなければ
(といっても安価な屈折率式糖度計だし精度は目安)
一度、調整すれば、強い衝撃でも与えない限り、
たぶんずれないと思います。
3:
計測
1)プリズムと採光版をキレイにして乾いた状態にします。
2)果物などから果汁をスポイドなどで吸い取って1~2滴を
採光版を持ち上げて、プリズムの上に垂らします。
3)採光版をプリズムの上に戻します。
※プリズムの上、全面に果汁が平たく行き渡っていることを確認します。
4)プリズムを光源(明るい方へ)へ向け、プリズムに光が
当たるようにします。
5)接眼部を覗いて、目盛りを読みます。
それが糖度値です。
※使用後は、プリズムの部分や採光板をきれいにしておきます。
余談:
いやぁー、ファインダーから覗いた目盛りをどうやって撮影するか
試行錯誤。
結局、スマホのカメラ機能でかんたんに撮影できた(笑)
ファインダーをスマホのカメラレンズにくっつけてピントが来たら
撮影するだけだった。