写真プリントで証明写真(節約志向)

証明写真機を使えば、簡単で早いけど、結構なお値段します。

自分の最高な感じ(自撮り画像)で証明写真を作りたい。
近所に証明写真機がない。
出来るだけ安く作りたい。
画像編集ソフトがPCに入ってる。

※誰かに教えてもらったわけではなく、いつも私がする方法で自分で適当に考えた方法なので非効率かもしれませんが、もしよければ参考にしてください。

一例として、セブンイレブンのマルチコピーを例としてますが、他のコンビニ、カメラ屋さんの写真プリンターなどでも基本的なことは同じだと思います。
(うちの近所がセブンイレブンなので)
セブンイレブンのマルチコピー機には、証明写真プリントモードもありますが
1枚250円(L版)ですので、簡単でよいと思います。
切り捨て部分と比率さえ、わかってしまえばセブンイレブンなら1枚40円(L版)で出来ます。
(初回は切り捨て部分の確認のため最低でも2枚のプリントで80円)
※方法などの説明は私のデジカメでの撮影画像サイズでの説明になります。

画像編集ソフトがない、どれを使ったらいいか、わからない方は
WindowsPCのフリーソフトでGIMPは重いので私は使ってないですが、
PhotoFiltre7でも可能ですので、画像編集ソフトが入っていない方はご検討ください。
動作は軽くて、無料ソフトで日本語対応です

PhotoFiltre7の使い方と、PhotoFiltre7での方法はこちら
(ここと併用して参考にしてください)

1)何でもよいのですが、わかりやすいように30cmの定規を用意します。
無ければ長さの分かるものなら代用できると思いますが定規が便利です。
2)キャンバスを作るための撮影をします。
スマホか、コンパクトデジカメなどで30cm定規を画像の長辺側で画像内におさまるように水平に置いて、できるだけ被写体とカメラが並行になるように撮影します。
3)撮影画像を開きます。
撮影した画像を画像編集ソフトなどで開きます。
4)横方向(長辺)のトリミング(切り取り)をします。
30㎝定規の目盛り0cm~30cmの目盛りの範囲で横方向にトリミング(切り取り)をします。
※この時、縦方向は上下いっぱいに切り取ります)。
5)トリミング(切り取り)ができました。
トリミングした画像の大きさ(ピクセル)を確認します。
私の場合は3676×3477になりました。
3676は画像内の30㎝相当になります。プリント機械により多少違うこともありますが、一般的な写真プリントのL版サイズは127mmx89mmです。
6)比率計算をして、上下のトリミングの長さを計算します。
文字数が長くなるので、
トリミングした画像の横方向サイズ(ピクセル)を横切とします。
未定のトリミングしたい画像の縦方向サイズ(ピクセル)を縦切とします。
縦横比をL版の比率にするためには、横切:縦切=127:89
これを計算式にすると、
縦切=横切×89/127
私の場合は、3676×89/127=2576になりますので3676×2576です。
7)左右の長さはそのままで上下をトリミングします。
※上下方向の長さは厳密でなくても、凡そあっていればよいです。
トリミングができました。
8)画像を持ち歩きのメモリーなど外部メモリーに保存します。
トリミングできた画像(.jpgファイルなどにして)をUSBメモリーなどに保存します。
セブンイレブンのマルチコピー機では、microSDやSDカード他も対応のようです。
9)写真プリントをします。
写真プリントのできるところ(コンビニやカメラのキタムラなど)で保存したトリミング済みの画像を写真プリンのL版で1枚プリントします。
私は徒歩2~3分のセブンイレブンです。
※インクジェットプリンターで写真用紙(L版)での印刷も可能ですが濡れに弱いし経年劣化が激しいと思います。
顔料インクプリンターならこれらの欠点はないけどインク代が高い
10)写真プリントができました。
※プリント用紙はマルチコピー機内では長辺幅のロール紙なので、また熱による湾曲もあるかも?少しカールすることもあります。
セブンイレブンのマルチコピー機の写真プリント用紙はフジフィルムです。
11)写真サイズ(プリントされた紙の写真)を計測。
確認のため、プリントされた写真のサイズを実測します
(定規などを使って)
一般的なL版写真サイズの横幅で127mmでした。
尚、縦幅は一般的なL版写真サイズの縦幅で89mmでした。
12)プリントされていないカットされた部分を調べます。
プリントアウトした写真の両端(定規の左右の切れた部分)を確認します。
写っていない目盛りの部分がフチなし印刷で左右の切り捨てられた部分になります。
大凡でやってる(説明用で過去に本番でやっときは、もうちょっと精密に撮影)ので微妙にズレてるけど、これくらいは許容差だと思っています。
左端の目盛り(3mm←のはずが撮影でズレがあり4mm?だけど3mmとします)が3mm。右の端が29cm7mmだから切り捨ては3mmです。
左右で合計6mmだから(縁無しで切り捨てられる範囲は左右1%ずつ)
横幅の再現は294mmとなりました。
13)有効範囲を計算します。
プリントしたときの画像ファイルの横方向のピクセル数:基準になる定規等=
有効範囲のピクセル数:プリント写真で切り捨てられなかった大きさ。
私の場合はプリントした画像の横幅解像度が3676ピクセルなので、
3676ピクセル:300mm=求めるピクセル数:294mmで、計算式では
求めるピクセル数=3676×294/300
で、求めるピクセル数は3602.48ピクセルになりました。
(3602ピクセルとしました)
縦幅は、(11)で確認したプリントされたL版の縦幅が89mmだったので
(14)で写真上の1mmあたりのピクセル数を用いて、写真プリント上の1mm分のピクセル数×89mmです
私の場合は、縦幅の有効範囲は28.4ピクセル×89mm=2527.6なので2528ピクセルとしました。
有効範囲は、横は3602ピクセル、縦は2528ピクセルになりました。

14)1mmあたりのピクセル数を計算します。
(11)で確認したプリントされたL版の横幅が(13)で横幅の有効ピクセル数だということになりますので、横幅の有効ピクセル数/L版の実測横幅mm。
私の場合は、1mmあたりのピクセル数=3602ピクセル/127mm
で、28.36220以下略となりました。四捨五入して28.4ピクセルとしました。

写真プリント上の1mmが28.4ピクセルです。
※撮影した画像解像度(サイズ)により1mmあたりのピクセル数は違います。

15)自撮り画像を作成します。
大凡で自撮りをします。
自撮りの方法を考えてみた。自撮り棒と使う、デジカメ等を三脚で固定してセルフタイマー撮影、誰かに手伝ってもらって撮影してもらうなど。
背景は目立たない無地一色の壁の前に立つのが良いかも?
(適当な壁がなければ出費が増えるけど画用紙などを背景にして)
※背景色はブルー・グレー・白など。
16)自撮り画像の加工調整。
例えば履歴書に貼る写真なら、横30mm×縦40mmです。
参考に、各種証明写真サイズ
(14)で1mmあたりのピクセル数がわかったので履歴書に貼る写真なら
1mmあたりのピクセル数×証明写真の大きさmmの画像サイズになるように縮小やトリミングで作成します。
暗い画像になってしまったら少しなら画像編集ソフトなどで明るくしてもいいかも?
出来上がったら、とりあえず適当なファイル名をつけてPCの何処か、またはUSBメモリーなど外部保存しておきます。
私の場合は、30×28.4=852、40×28.4=1136で自撮り画像の画像解像度(サイズ)を横852ピクセル、縦1136ピクセルに加工しました。
17)キャンバス(土台、背景)を作成します。
キャンバスの画像解像度(サイズ)がわかったので、プリントを行った画像ファイルの画像解像度と同じ大きさの新規画像ファイル(無地)をつくります。
※画像有効部分サイズではなく写真プリントした(8)で作成した画像ファイルと同じサイズ。
または、定規画像が要らなければ、画像編集ソフトなどで塗りつぶしてもいいかも?(新規作成のほうが簡単だと思います)

インクエットプリンターなどで自宅プリンターで作るならインクがもったいないので白地がよいとおもいますが、セブンイレブン(カメラのキタムラなど他でも)では、背景を着色してもインク代がかかるわけでもなく、同一料金なので切り抜きの際にわかりやすいように画像編集ソフトなどの塗りつぶしツールなどで何色でも良いので着色をしておくとよいかも。
出来上がったら、とりあえず適当なファイル名をつけてPCの何処か、またはUSBメモリーなど外部保存しておきます。
18)キャンバスに自撮り画像を並べます。
(17)で作成した画像ファイルを画像編集ソフトなどで開いて、(16)で作成した自撮り画像を合成(載せていきます)します。
私は4枚にしてますが、詰めたり証明写真サイズが小さいなどだと6枚入るかも?
出来上がったら画像(.jpgファイルなどにして)をUSBメモリーなどに保存します。
写真プリントのできるところ(コンビニやカメラのキタムラなど)で保存(作成)した画像を写真プリンのL版でプリントします。
完成イメージ(過去データのプリントです)
自撮り画像に沿ってハサミで切り出せば、証明写真のできあがりです。キャンバスのサイズができてしまえば、次回の作成時に同じところ(コンビニやカメラのキタムラなど)で機械が同じ場合は自画像だけ載せて作成してプリントすればセブンイレブンなら40円でできることになります。