FirefoxのIDとパスワードの書き出し

解説はWindowsPCでの場合になります。
また、書き出されたファイルはCSVファイルでテキスト形式なので編集や閲覧がやりやすいように表計算ソフトで開いています。私は無料のオフィスソフトでLibreOfficeを利用しています。
現時点で感じることは、LibreOfficeは、重いしバグ?も多いしユーザーサポート掲示板もまともに動かないし、あまり良くないけど無料なので諦めてる(笑)。
これに使う程度なら問題は感じなかったけどね。

Firefoxには、設定でIDやパスワードの変更もできますが、
沢山あると探すの大変だし、複数の変更や、IDとかパスを忘れた
とき設定の中から探すのは難儀します。
Firefoxは、FirefoxのIDとパスワードの書き出しや書き戻し(編集して)も出来ます。
IDやパスの設定は、ブログの別記事で説明してるけど、
内容の確認は出来ないです。
私の環境下では、IDとパスワードには、マスターパスワードを
掛けてあるので、書き出しには、マスターパスワードを入力する必要があります。たぶん、マスターパスワードを掛けてなければ
マスターパスワードの入力画面が出ないと思います。
代わりに?WindowsPCのログインパスワードを求める画面が出るかもしれません。

Firefoxを起動して設定画面を出します。
設定画面の出し方は色々ありますが、右端の三本線を
クリックして、設定を選ぶと表示できます。

タブ;プライバシーとセキュリティから、保存されてるログイン情報をクリックします。

Firefox Lockwiseが開きます。
右側の3点ドットをクリックすると、ログイン情報をエクスポートと言う項目があるので、これを選択します。
お気づきだろうか?このプルタブメニュに、エクスポートはあるけどインポートが無いことを!
(他のブラウザからのインポートはあるのだけど)
後ほど、記載しますけどね。
そこを先にワープしたい方はこちらから

エクスポートをクリックします。

私は、マスターパスワードを掛けてるので、エクスポートする前にマスターパスワードの入力が必要です。

マスターパスワードを掛けていない場合は、WindowsPCのログインパスワードを入れる必要がある画面が出るかもしれません。
WindowsPCを起動するときに、入れてるパスワードを入れます。

ファイルのエクスポート先(保存先)を指定します。
あとからブラウザでダウンロード履歴からは、なぜか?表示されないのでダウンロード先を直接に開く必要があるかも?
ダウンロード先は初期設定のままでは、Cドライブのダウンロードフォルダ(Windowsの標準設定)になると思います。
保存をクリックします。
(私はファイル名をデフォルトのままですが、わかりやすいように変更しておくのもいいかも)

IDとパスワードが書かれたCSVファイルがダウンロードされました。
これを開いて内容を確認したり書き換えたりして差し戻し(インポート)も出来ます。要らなくなったログインのIDやパスワードを削除して差し戻したり(インポート)も便利です。

エクセルなどはやり方を知らないのだけど、LibreOffice Calcでは
CSVファイルを開くときに、テキスト書式だからかな?
以下の画面になるので、カンマ切りで表にして開きます。

もし、テキストファイルとして開くとこうなります。
これでも”  ” の間を書き換えて編集ができると思いますが、見ずらいですね(汗)

LibreOffice Calcで開きた画面です
(私の使ってる無料のofficeソフト)
やっぱり表にしたほうが見やすし、編集も容易です。
(書き戻しなど編集したらファイル形式をCSV形式にすることをお忘れなく)
例えばパスワードの列で書き換えたりなども容易です。
ファイルは、誰でも見える状態なので扱いに注意を!
backupとして、USBメモリーなどに保存しておくのもいいかも?
ファイル自体をbackupとして保存するなら、ブログの別記事で説明してるけど、key4.dbとlogins.jsonの2つのファイルをセットで
バックアップを取っておくといいかも。(この場合はマスターパスワードも一緒に保存されてるのでマスターパスワードを設定してる場合はマスターパスワードを忘れないように)

見るだけで戻さないくても良い場合は、このファイルを削除すればいいけど、またはUSBメモリーなどに保存保管とか。
内容を変更した、パソコンぶっ壊れて、ブラウザに記憶していた
IDやパスがわからないとか、他のブラウザで一時的に入力したいけど、何だっけかな?Firefoxでは記憶してるけどってときには
このCSVファイルが役に立つかも?


CSVファイルの差し戻し(インポート)について
ファイルの中身を書き換えました。
これを戻したい時には、インポートをするわけだが、
Firefoxの初期設定では、エクスポートはあるけど、インポートの項目がプルタブには無いんです(汗)

差し戻すためには、インポートという項目が必要ですので、
Firefoxの設定を変更する必要があります。
FirefoxのURL欄に、
about:config
と入力して、設定画面を出します。警告画面がでますので
危険を承知の上で利用するををクリックします。

高度な設定画面が開いたら、URL欄に
signon.management.page.fileImport.enabled
と入力します。
初期設定では、falseになっているので右側にある両矢印をクリックして、trueに変更します。
ちなみに
true/falseは、○/☓のような意味と思います。



trueに、なりました。
この画面のタブまはた、ウィンドウを閉じます
(開てても別に問題はないけど)

次に設定画面を開くと、ファイルからのインポートがプルタブに登場しました。
これで、ファイルの差し戻しも出来ます。
※ファイルのか気戻しをする際は、安全のために、IDとパスの設定ファイルをバックアップしておくことをおすすめします。
方法はこちらで

ファイルからのインポートを選択して、差し戻したいファイルを選んで、開くをクリックします。

私は何も編集しないで、また戻したので、重複ゼロってことで変化はありません。
この画面のときに、インポートの結果を表示をクリックすると
インポートした結果を見ることが出来ます。

何も変更しないまま、閲覧しただけなので、変化なしです。
286もあると、パスワードを設定画面で手直しは大変です(笑)

インポート機能は戻して置くほうが良いかもしれません。
前記の部分まで戻って、高度な設定画面よりsignon.management.page.fileImport.enabled

の設定をfalseに戻すと、ファイルからのインポートは消えます。
公式サイトより

以上です。
尚、この情報は、Firefoxの公式ヘルプに掲載されています。
https://support.mozilla.org/ja/kb/import-login-data-file

Firefoxのタブが、再起動後にタブが残留する不具合

ブラウザのFirefoxの原因不明の不具合。
新規にプロファイルを作成して、ブックマークとログイン情報くらいは
引き継ぎたい方法です。
(ブックマーク、ログイン情報のバックアップの参考にも)
ブラウザは、firefox ver.81での検証です(Ver.80以上が適用)

1:設定を無視して勝手がタブ付き復活

2:ブックマークとログイン情報のエクスポート

3:新しくプロファイルを作成します。

4:ブックマークとログイン情報のエクスポート


1:設定を無視して勝手にタブ付き起動

いつの間にか、ある日、気がついたのだけど、
ブラウザを開いて、あれこれ開いて、タブを複数開いてて
よっしゃ!用事が終わった。
と、ブラウザを終了して、その後、再度、Firefoxを開くと
あれれ?前のタブがそっくり開く。
もういらないんだけど(汗)
本来なら、ホームにしてるページが一つ開くだけなのにね。
例えば、以下のように3つのタブを開いてて、ブラウザを閉じます。
再度、ブラウザを起動すると、3つのタブがついたままで
いきなり開きます。
これは、正常な状態ではありません(汗)

ちなみに設定では、この様になっています。
赤い丸のところにある前回のセッションを復元するには、
チェックは入っていないのだけど、タブが勝手に復元してます。

この場合、設定ファイルになんだかの原因で反映されて
ないと思います。

2:ブックマークとログイン情報のエクスポート
メニューバーがない場合;
メニューバーは初期設定では、表示されないので、タブの右横の空いた

部分を右クリックして。メニューバーにチェックを付けます。
関係ないですが、タイトルバーは、右端の三本線をクリックして
カスタマイズを選んで、設定しています。



ブックマークをバックアップします。
メニューバーから、ブックマーク→すべてのブックマークを表示を
選択します。

ブラウジングライブラリー画面が出るので、
インポートとバックアップ→バックアップを選択します。

バックアップ先とファイル名を指定して保存をクリックします。
既に表示されてる名前のままでもいいですが私はBMBUP.jsonとしました。

デスクトップにバックアップファイルを作成しました。

ログイン情報(ログインのIDやパスワードを保存してる場合)を
エクスポートします。
メニューバーから、ツール→オプションを選択します。

設定画面より
プライバシーとセキュリティのタブ→保存されているログイン情報を
選択します。

ログイン情報画面より
Syncログインの右にある横ドット3をクリックして、
ログイン情報をエクスポートを選択します。

警告画面が出るので、エクスポートをクリック。

Windows セキュリティ画面が出ます。

↑PCのユーザー名は、WindowsPC起動時のログインパスワードです。

PCのユーザー名に対するパスワードをパスワード欄に入力して
OKをクリック。

エクスポート先とファイル名を指定して保存をクリックします。
私は既に表示されてる名前のままでlogins.csvとしました。

デスクトップに、エクスポートファイルを作成しました。

↑このファイルはパスワードやIDを容易に見れますので保存には
ご注意ください。



3:新しくプロファイルを作成します。
不具合が直らない場合は、新しくFirefoxプロファイルを作成して、
新しいfirefoxで使用するのがいいかも?ってことで
新しくプロファイルを作成します。

firefoxのアドレスバーに、about:profiles と入力して
Enterキーを押します。
プロファイルについて、という画面になるので
新しいプロファイルを作成をクリックします。

次へをクリック。

新しいプロファイルの名前を入力してください(E): の欄に
名前を決めて入力します。
私は、newと決めました。
完了をクリック。

Firefoxを終了して、再度Firefoxを起動すると新しく作った
プロファイルでの起動となります。

4:ブックマークとログイン情報のエクスポート
メニューバーは初期設定では表示されないので、タブの右横の空いた
部分を右クリックして。メニューバーにチェックを付けます。
ブックマークを復元します。

メニューバーから、ブックマーク→すべてのブックマークを表示を
選択します。

ブラウジングライブラリー画面が出るので、
インポートとバックアップ→復元→ファイルを選択を選択します。

ブックマークとログイン情報のエクスポートで作成したブックマークの
バックアップファイルを選んで、開くをクリック。

OKをクリック。

ブックマークが引き継がれました。

ログイン情報をインポートします。
メニューバーから、ツール→オプションを選択します。

設定画面より
プライバシーとセキュリティのタブ→保存されているログイン情報を
選択します。

ログイン情報画面より
Syncログインの右にある横ドット3をクリックして、
ログイン情報をインポートを選択します。
っていうところだけど、じつは初期設定ではエクスポートは
あるけど、インポートが無いのです。
これは困りました(ほんとに、これはなぜ?って思いました)。

インポートのメニュが出るようにします。
firefoxのアドレスバーに、about:config と入力して
Enterキーを押します。

注意画面がでるので、危険性を承知の上で使用するをクリック。

firefoxの高度な設定画面が開きます。

設定名を検索の欄に、
signon.management.page.fileImport.enabled
と、入力をしたら、1行の設定項目が出るので、
falseになっているので、右のほうにある切り替えボタンを
クリックして切り替えます。

trueになるように切り替えます。

もう一度、ログイン情報画面を開きます。
ファイルからインポートの項目ができているので、
ファイルからインポートをクリックします。

エクスポートしたファイルを選び開くをクリック。

ログイン情報がインポートできました。

 

ネットワーク資格情報の入力

パソコンが複数台あって、同じ系統のLANでつながってるパソコンとパソコンでファイルのやり取りをするのに便利な共有設定ですが、以前はパスワード無しで共有フォルダを開くようにしていましたが、というか、パスワード設定にしたら、そのログインのやり方がわからなかった。検索しても、何故か?ヒットせず。試行錯誤の末、やっと理解できました(汗)

ウィンドウズキー→設定→(Windows の設定)→
ネットワークとインターネット→(状態)→状態→
共有オプション→(共有の詳細設定)
共有の詳細設定は、渡しの場合ですが、
プライベート(現在のプロファイル)

ゲストまたはパブリック

すべてのネットワーク

となっています。
すべてのネットワーク→パスワード保護共有より
パスワード保護共有を有効にする
を、選んでいます。
この設定だと、同じネットワーク内にあるパソコンから共有フォルダを開くには、ユーザー名とパスワードを入力しないと共有フォルダなどにアクセスできない。
※PCXというパソコン名は仮名です。

ここで、ネットワーク資格情報の入力のユーザー名とパスワードは、どうするの?
PCのフォルダ共有は昔からやってたけど、パスワードの設定がわからないから、パスワード無効にしていました。
このユーザー名って、その共有するフォルダのあるPCのユーザー名とパスワードだった。

たとえば、Windowsを起動したときに、ユーザー名は既出だけどログインパスワードと入れてるわけだけど、そのユーザー名とパスワードで共有フォルダにアクセスできることを、最近になって知りました。
だけど、これはパソコンの管理者アカウントです。
家庭内LAN内とはいえ、管理者権限で他のパソコンから入るのはちょっと・・・(汗)

ってことで一般アカウント(管理者ではない)を共有用に作ればいいだと思った!
さて、
新規アカウントの作り方について
※マイクロソフトのアカウントを作らないで作成する方法を記します。

ウィンドウズキー→設定→(Windows の設定)→
アカウント→(ユーザーの情報)→

家族とその他のユーザー→(家族とその他のユーザー)→その他のユーザーをこのPCに追加→
(このユーザーはどのようにサインインしますか?)

このユーザーのサインイン情報がありません
をクリックします。
(アカウントを作成しましょう)

Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する
をクリックします。
(このPC用のアカウントの作成)

例えば、こんな感じ

入力を終えて、次へをクリック。

これで、新規にアカウントが追加できました。

注意:この新規アカウント名でパソコンをログインすると、新規アカウントのユーザーフォルダが、Cドライブ(Windowsのインストールされたドライブ)に作成されます。共有の保護のためだけなら、新規アカウントでパソコンにログインしないほうがいいかも!

共有のフォルダを開くときに、パソコン「PCX」で新規に追加した一般アカウントのユーザー名とパスワードを入力するとパスワードで保護された共有フォルダを開くことができます。

ここで、その都度の入力が面倒なときは、資格情報を記憶するにチェック入れておくといいかも!

こんな場合(余談)
資格情報を記録してたからか?もう忘れたけど、先にユーザー名が
入ってて、そのじゃない!っていうとき、面倒です。

余計なネットワーク資格情報があるために、パソコンPCXの共有フォルダを開こうとすると、ユーザー名がAがすでに決められてしまった場合は、その他をクリックして、ユーザー名とパスワードを入れればいいんだけど、面倒です。
このAのネットワーク資格情報を削除する方法(または編集)
ウィンドウズ10の場合で説明。
Windowsキー→すべてのアプリ→Windows システムツール→コントロールパネル→(表示方法:小さいアイコン)→資格情報マネージャー→Windows 資格情報

整理したい項目を選んで、クリックします。

削除をクリックします。
または編集で修正とか